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ファイナンシャルプランナーとは何かご存知ですか?

こんにちは、ユッカです♫
現在看護師をしながら二児の子育て真っ最中です!
二人目の出産育児休暇中にスキルアップのためにブログを書き始めました。
脱毛や子育て、お金に関してなど色々な雑記ブログを書いていきますのでぜひご覧ください。

今日は「FPとは何か?」についてお話ししていきます。
結論から言うと、
FPとは、個々のライフプランを実現するために資金計画を立てる手助けをする専門家のことです。
では、詳しく説明していきます。

【FPとは?】


FPとはファイナンシャルプランナーの略語です。
FPは、「結婚はしたいか、したくないか?」「子供は欲しいか欲しくないか」など、
個人の人生における価値観や生きがい、いわゆるライフデザインと言いますが、
そのライフデザインに応じた生涯の生活設計(ライフプラン)を立て、
それらを実現するために資金計画をする手助けをする(ファイナンシャルプランニング)専門家のことです。

【FPが気をつけなければいけないこととは?】

①お客様の利益を優先して考えること

お客様の立場に立って、お客様の利益を優先するようなプランニングを行わなければなりません。
そのため、お客様の知識や判断が誤っていた場合には、修正、アドバイスする必要があります。

②秘密の保持

個人情報をお客様の許可なく、第三者に漏らしてはいけない。
ただし、FPの業務を行うにあたって必要な場合には、お客様の許可をえれば、第三者に伝えても良い。

③業務内容に注意が必要

FP業務は、保険分野や税務分野、法律分野など、様々な領域に渡りますが、
保険募集人や税理士、弁護士など資格を持った専門家でなければ行うことができない業務があるため、注意が必要です。

⚠︎行ってはならない業務

・法律判断や法律業務
・税務相談や税務書類の作成(無償でもダメ!確定申告書の作成も不可!)
・投資判断の助言
・保険の募集や勧誘

以上のものは全て資格が必要です。

【ライフプランニングを行う方法とは?】


ライフイベント(結婚、出産、住宅など)を迎えるにあたり、資金の準備が必要になります。
その中でも、教育資金、住宅取得資金、老後資金を3大必要資金と言います。
それらの資金を計画的に準備するにあたり、FPはライフプランニングを行います。

ライフプランニングを行う際に必要なツール

・ライフイベント表

家族の将来のライフイベントと、それに必要な資金の金額を時系列にまとめた表
【メリット:将来の夢や目標を明確にすることができる】

・キャッシュフロー表

ライフイベント表と現在の収支状況に基づいて、将来の収支状況と貯蓄残高の予想をまとめた表。
収入欄には、年収ではなく、年収から社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料など)と所得税、住民税を引いた金額である可処分所得で記入します。
【メリット:ライフプランの問題点を明らかにすることができる】

・個人バランスシート

一定時点における資産と負債のバランスを見るための表。
資産・・・現金、預貯金、株式、投資信託、生命保険(解約返戻金相当額)、自宅(土地、建物)、車など
負債・・・住宅ローン、車のローンなど
純資産・・・資産合計から負債合計を差し引いた正味の資産額
これらを表にまとめたものです。
⚠︎資産と負債の金額は時価(その時の価値)で記入しましょう。

【資金計画を立てる際に使用する6つの係数とは?】

1.終価係数

現在の金額を複利で運用した場合の、一定期間後の金額を求める際に用いる係数
(覚え方:一定期間後の終わりにはいくらか=終わり=終価)
ex)100万円を年利2%で運用した場合、5年後にはいくらになっているか?

2.現価係数

一定期間後に一定金額に達するために必要な元本(元手)を求める場合に用いる係数
(覚え方:現在の金額はいくら必要か=現在=現価)
ex)年利2%で5年後に100万円を用意するためには、元本はいくら必要か?

3.年金終価係数

毎年一定金額を積み立てた場合の、一定期間後の元利合計を求める際に用いる係数
(覚え方:一定金額積み立て=年金方式、一定期間後の最終の=終価)
ex)年利2%、毎年20万円を5年間積み立てた場合の5年後の金額はいくらか?

4.減債基金係数

一定期間後に一定金額を用意するための、毎年の積立額を計算するための係数
ex)年利2%、5年後に100万円を用意するためには、毎年いくら積み立てる必要があるか?

5.資本回収係数

現在の一定金額を一定期間で取り崩した場合の、毎年の受取額を計算するための係数
(覚え方:現在の一定金額=資本、取り崩す=回収する)
ex)100万円を年利2%で運用しながら5年間で取り崩した場合の毎年の受取額はいくらか?

6.年金現価係数

将来の一定期間にわたって一定額を受け取るために必要な元本を計算するための係数
(覚え方:一定額=年金形式で、元本=現在の金額=現価)
ex)5年間にわたって20万円ずつ受け取る場合、年利2%の時、必要な元本はいくらか?

【まとめ】

FPの業務について理解できましたか?
FPは、素人が資金計画を立てる際に、何をしたらいいかわからない人に対して
アドバイスや計画を立てる手助けをする役割があると言うことがわかりましたね!
次回は3大必要資金の中身について詳しく説明していきます。