医療

新型コロナウイルス感染症ってどんな症状?感染したらどうしたらいいの?感染しないためには?

こんにちは、ユッカです♫
現在看護師をしながら二児の子育て真っ最中です!
二人目の出産育児休暇中にスキルアップのためにブログを書き始めました。
脱毛や子育て、お金に関してなど色々な雑記ブログを書いていきますのでぜひご覧ください。

今日は、今流行中のコロナウィルスについて書いていこうと思います。
コロナに感染したらどのような症状が出るの?
かからないためには何をしたらいいの?
感染してしまった時はどうしたらいいの?
などいろいろな疑問が出てくると思います。
そんな疑問を一つ一つ解説していこうと思います。

【そもそもコロナって何?】


COVIDー19とは、coronavirus disease 2019(2019年に発生した新型コロナウィルス感染症)を略した言葉です。
SARSーCoVー2と呼ばれるウイルスが原因で起きる感染症です。
2019年の終わり頃に発生し、世界中に感染が拡大しています。
実は、人に感染するコロナウイルスは現在までに7種類も見つかっています。

コロナウイルスの種類

・一般的な風邪などの原因である4種類のウイルス
・SARS 重症級世紀呼吸器症候群
・MERS 中等呼吸器症候群
・COVIDー19 新型コロナウイルス

4種類のウイルスは、一般的な普通のかぜの原因となり、多くは軽症です。
2002年に発生したSARSの原因となったウイルスであり、もう一つは2012年以降に発生しているMERSの原因となったウイルスです。
そして現在流行し発見されたものが「新型コロナウイルス」です。
私も初めて知りましたが、コロナウイルス自体は昔からあり、今回流行しているウイルスが発見され、新たなコロナウイルスから「新型コロナウイルス」と名前がつけられたようです。
この新型コロナウイルスは、SARSやMERSのウイルスに比べて感染が広がりやすく、世界中に猛威を奮っています。
※コロナウイルスについての詳しい情報は次回ご説明します。

【コロナに感染するとどんな症状が出るの?】


症状は、無症状の人から多くはウイルスに感染してから4、5日で症状が出現します。
人によっては2週間たってから症状が出る方もいるようです。

最も多い症状
・発熱
・悪寒
・頭痛
・咳
・痰
・倦怠感
時折見られる症状
・喉の痛み
・下痢
・筋肉痛
・結膜炎
・味覚、嗅覚の異常
・皮膚の発疹、手足の指の変色
・鼻水
・めまい

 

新型コロナウイルス感染症と一般のかぜとは区別がつきにくく、一般的な風邪症状と変わりありません。
そのため、気づくのが遅くなり周囲へ感染を広めてしまうことになります。
普通のかぜは発症から3〜4日目までをピークに良くなっていきますが、
新型コロナウイルス感染症は、症状が1週間前後と長引くことが多く、その後約80%の人が自然と良くなっていくと考えられています。

そして残りの20%の人は肺炎を合併し入院が必要になります。
さらに肺炎に進展した人の一部が重症化し、集中治療や人工呼吸器の装着が必要になります。
一般的な風邪やインフルエンザでは、肺炎を合併することは稀ですが、新型コロナウイルスは肺炎を合併する確率が高いことがわかります。
子どもは大人に比べれば重症化する可能性は低いですが、1歳未満の赤ちゃんに感染すると重症化するリスクは高いようです。

【重症化しやすい人ってどんな人?】


持病のある人高齢の方の場合、重症化するリスクが高く、特に症状の変化には早いうちから注意が必要です。

持病がない人が感染した場合、致死率は0.9%ですが、
心臓や血管の病気がある人は10.5%と約10倍近くに上昇します。
また、糖尿病がある方は7.3%、喘息などの呼吸器疾患があると6.3%、高血圧では6.0%、癌があると5.6%など、慢性の基礎疾患があると致死率が高いことが明らかになっています。
また高齢者の方に関しては、基礎疾患がなくても注意は必要です。
なぜなら、人は加齢に伴い様々な体の機能が低下していきます。
それは免疫機能も同様です。
高齢者は症状が出にくいという特徴があるため、体がだるい、咳が少しだけでるだけでも気づかないうちに重症化していることもあります。
死亡率も10代から40歳代までは1%以下であるのに対し、
50歳以上は年齢を追うごとに死亡率が高まってきます。
また、最近急増してきている子供の感染にも注意が必要です。
子どもは比較的継承で済むことが多いですが、
1歳未満の赤ちゃんに関しては重症化しやすいので注意が必要です。
妊婦に関しても、ホルモンバランスの乱れや胎児へ栄養を与えるために栄養不足になったりと免疫力が低下しやすくなっています。
感染すると胎児への影響も報告されてきており、ニュースでは感染した妊婦が産んだ赤ちゃんが亡くなるというニュースもありました。
直接感染することはないものの、産んだ後の接触で感染する可能性も高いため注意が必要です。

さらに、喫煙者に関しては重症化しやすくなる可能性がかなり高いとされています。
人工呼吸器を必要とする患者や亡くなった方の25%が以前もしくは現在喫煙していたというデータもあります。

【感染対策は何をしたらいいの?】


新型コロナウイルス感染症の感染経路は、くしゃみや咳などによる「飛沫感染」とドアノブや手すりなどを介してウイルスに感染する「接触感染」が中心と考えられています。

そのための対策としては、世間でも言われている3密を避けることです。
まずは部屋の換気をし、寒気の悪い密閉空間を避けましょう。
また、人との距離を一定に保つために人混みを避けたり、人と人との間隔をとるソーシャルディスタンスを徹底するなどの対策があります。
しかし、ある程度は可能ですが、難しい部分もあります。
そのため、他に自分でできることは、手洗いうがい、アルコール消毒を徹底することやマスクの着用を心がけることです。
コロナの影響で外出自粛要請など各県で発令されており、自宅で過ごす人も増えてきています。
そのため家庭内感染も増えてきています。
室内の手すりや電気のスイッチ、ドアノブなどもこまめにアルコール消毒や次亜塩素水での消毒を心がけましょう。

また、外出を控える人が増え、運動不足となり免疫力が低下している人も増えてきています。
人が少ない朝方や夜に外に出て運動をしたり、室内でも出来る限り動いたり、運動をすることも感染対策の一つです。

また、ワクチンが普及してきていますので積極的な接種をしましょう。
ワクチンを接種することで感染率の低下、重症化リスクの軽減につながります。

【新型コロナ感染症に感染しているかもしれない症状が出現した場合にはどうしたらいいの?】


新型コロナウイルス感染症の症状が少しでも出た場合には、コロナの検査が可能な医療機関に確認の電話をしてから受診しましょう。
医療機関によっては、コロナの検査が必要かどうか判断をしてからの受診となります。
また、確実にコロナの検査ができるとは限らないため、すぐに受診するのではなく電話をしてからにしましょう。
周囲の人への感染を防ぐとともに、無駄足にならないためにも確認しましょう。
状態が悪い場合には、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

【新型コロナ感染症に感染したらどうしたらいいの?】


受診した医療機関でのコロナ検査の判定は2時間から長くても次の日には判定が出ます。
そのため、自宅療養をし、判定が出るまではなるべく外出は控えましょう。
判定の連絡があったら、医療機関の方からお住まいの保健所へ連絡が行きますので、保健所からの連絡を待ちましょう。
現在新型コロナウイルス感染症に感染する方が急増しており、
保健所の対応に遅れが生じてきています。
その日のうちに保健所から連絡が来ることは少ないようです。
保健所からの連絡がきたら各保健所の指示に従ってください。
軽症の自宅療養の方は、毎日体調確認の連絡が来ます。(たまにこない日もあるようですが。)
体温、症状の有無を伝えるようにしましょう。
酸素飽和度を測るものがあれば測定し、その値も伝えるようにしましょう。
感染していても手洗いうがい、アルコール消毒は徹底して行ってください。
また、部屋の中のドアノブや手すりなど、手の触れるところは定期的に消毒しましょう。
使用したタオルなどはなるべく感染しない人とは別で洗濯するようにしましょう。
使ったティッシュやマスクは袋を密閉し、ゴミに捨てるようにしましょう。
色々と気を付けることが多いですが、周りの人にうつさないためにも感染対策を徹底しましょう。

【まとめ】

現在、新型コロナウイルス感染症の特効薬はなく、対症療法のみになっています。
周りの人や家族の人を守るためにも感染対策を徹底し、コロナ撲滅に努めていきましょう。
いち早くコロナの終息を願います。